血液は水分が不足するとドロドロし、ネバネバの状態になり、血管内を流れにくくなります。すると血管が詰まって、酸素や栄養分が体に行き渡らなくなり、二酸化炭素、老廃物、疲労物質などが体に溜まって、肩凝り、肌の衰え、便秘、胃腸病などのほか、あらゆる生活習慣病の原因となってしまいます。

「しかし、水質その他の条件を抜きにして食事以外に最低5杯以上水を飲むようにすれば、水分不足による血液のネバネバが解消され、すべてが好循環し始めます。適量は個人差があり、人によって違うのですが、だいたい1週間～2週間飲み続けていれば、自分の体質が変わったことを自覚できるでしょう。

一方、歩くことは、骨と筋肉を鍛えるほかにも、全身の血行を良くして内臓及び全身を活性化させる効果があります。発汗することで老廃物が排出されるほか、筋肉が緩んで気分的にリラックスしたり、足のツボにマッサージ効果を与えることまでできるのです。

ただ、気をつけなければならないのは、この発汗による水分の排出を、ただちに水を飲むことで補うことを忘れてはいけません。

それぞれに効果が認められるこのふたつの健康法を組み合わせると、さらに大きな効果が生み出されます。病気の原因は、水分不足、運動不足、食べ過ぎ、ストレス、食品、環境問題などによる酸性体質にあります。また、人間の体は、約70％ が水分でできており、そのうち血液中の血しょう（体液、リンパ液） の約90％ は水分でできています。

そしてその水は、遠赤外線（太陽の光） によって、酸性からアルカリ性に還元されるのです。すなわち、水を飲んで日光浴しながら歩くことにより、体質がアルカリ性に還元され、人間は自然治癒力を十分に発揮できるようになるのです。

ちなみに、肥満の人は水ではなく、脂肪がたまって太っているのだとか。水太りを心配する人がいますが、それは運動不足によるむくみにすぎません。また、ふだんからトイレが近い人は、体内に水分が不足しているのにもかかわらず、体が疲労物質や老廃物、化学物質などの毒素を、少しでも多く体外に出したがっている状態」トイレに行くのがイヤ、汗が出るからイヤなどと言って水分を摂らずにいると、どんどん体調が悪くなるとも。1日5杯以上の水飲みと散歩を続ければ、確実に体が変わってくるでしょう。

40歳代以上の肥満体なら寝る前にコップ2杯の活泉水を飲む
http://108-blog.com/no-tapwater/2017/07/402.html