もう少し血の通った健康情報。

しいたけは太陽にあてて栄養たっぷりにしてから

年をとると、人は、筋肉や骨が弱くなり骨折をする。これは1つにはカルシウムの体内吸収が悪くなるからです。高齢の方は普通の人よりカルシウムをたくさんとらなければなりません。ナッツなどの種実類、ゴマなどを食べて補えなかったら薬局で求める錠剤で補ってもよいわけです。

カルシウムの不足は、つまりそれだけ年をとるとオシツコの中に、それから食べても食べても吸収されないで便と一緒に外に出てしまうことがあるからです。お年寄りの骨というのは、ちょうど軽石のようになっていて、ちょっとつまずいただけで、手足が折れ、一生寝たきりの状態になりやすいのです。

本人もつらいし、周囲の人にも大変なことになります。ですから、普段からこの骨をしっかり鍛えることが大切になってきます。それには、1つには「日光」に当たること。これは骨の中に入ってくるカルシウムの吸収を良くする「ビタミンD 」を取り込むことができるからです。皮膚に日光を当てておけば、ビタミンD が皮膚の下で合成されるからです。したがって年をとって1日中家にいるのはよくないのです。外に出てお日様に当たること、これが、まず乃工基本です。それからビタミンDをたくさん含んだものを食べるように心がける。これは1つには「干しシイタケ」があります。しかし、いまの干しシイタケは電気乾燥ですので、食べるときには、一度太陽に2時間くらい当ててビタミンD をたっぶり含ませてから食べるようにします。

しかもこの干してから食べるしいたけには便秘にもよく効きます